記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ
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(2011.09.19) 前回、6月に私が標記の情報提供をいただいた、南地域のマンション管理組合において、前回調査の棟とは別棟の棟の植え込みの土壌に関して、住民からの要望で「たんぽぽ舎」のほうに、当該土壌及びその土壌に植栽されている「ハマヒサカキ」につき、放射性物質の含有についての調査を行ったとのことであり、その調査結果のご提供を受けましたので、皆様の参考に供していただきたく、当該管理組合の了解のもと、公開をさせていただきます。 この管理組合では、前回の6月の調査においては、土壌に関してヨウ素は検出されず、セシウム134について1キログラム当たり87ベクレル、セシウム137については、1キログラム当たり226ベクレル検出され、そのセシウム合計量は1キログラム当たり313ベクレルという数値でした。 またその土壌で植栽されている「ハマヒサカキ」については、ヨウ素は検出されず、セシウム134について1キログラム当たり30ベクレル、セシウム137については、1キログラム当たり66ベクレル検出され、セシウム合計量は1キログラム当たり96ベクレルという数値でした。 これに対して今回の調査においては、前回の土壌採取位置とは約100メートルほど離れたところであったとのことですが、本年9月に入ってから採取し、それぞれの提出を行ったところ、土壌については、ヨウ素は検出されず、セシウム134が1キログラム当たり66ベクレル、セシウム137が1キログラム当たり211ベクレル、セシウム合計1キログラム当たり277ベクレルが検出され、「ハマヒサカキ」については、ヨウ素は検出されず、セシウム134が1キログラム当たり11.5ベクレル、セシウム137が1キログラム当たり39ベクレル、セシウム合計1キログラム当たり50ベクレルが検出されたということです。 この数値に関して、いつもすずかけ台駅駅前広場及びつくし野駅駅前広場で空中放射線の測定をしていただいている関係者にお話を聞いたところ、「土壌のセシウム汚染に関しては偏在等が多くあるものなので、一定の地域において、複数個所の土壌の調査を行うことはとても望ましいことだと思う。今回の土壌の結果を見ると前回の数値と大きく異なるところはなく、まだ資料数は少ないが、町田市南地域においては、概ね、1キログラム当たり、平均約300ベクレル程度のセシウムが土壌に含有していると考えて良いのではないか」との見解をいただいており、町田市南地域の汚染の度合いが、前回のものに引き続き補完される結果となったようです。ところで、この関係者の方からは、さらに2点指摘を受けました。まず1点目は、セシウム134とセシウム137の比率の件です。すなわち「今までに南地域で調査を行った桑、前回と今回の土壌、前回と今回の「ハマヒサカキ」に関して、セシウム134とセシウム137の比率は、不思議なことに概ね1対2から1対3になっている。通常原子炉の中で創出されるセシウム134とセシウム137の比率はセシウム137のほうがやや多いが、これは概ね1対1と考えて良い。現状、私の知識不足かもしれないが、関東地区でここまで顕著にセシウム134とセシウム137の比率が1対1とは、異なる場所は、知らないので、本年3月に町田市南地域に降下したセシウムは、関東の他の場所に降下したセシウムとは、時期、生成場所が異なるのかもしれない。いずれにしても、南地域周辺も含め、この比率の相違がどの程度広がっているかで、当時の町田市南地域を覆った放射能雲の広がり状況がわかる可能性がある」との指摘を受けました。また2点目として、植物の移行率の点の指摘を受けました。すなわち「ここの土壌に関しては、概ね同じく1キログラム当たり約300ベクレルのセシウム含有があることを前提とすると同じ栽培条件の「ハマヒサカキ」が一方は、1キログラム当たりセシウムが約100ベクレルで、もう一方の「ハマヒサカキ」は1キログラム当たりセシウムが約50ベクレルで2分の1というのは、移行率に関して、計算が成り立たなくなり、不思議な思いがする。植物の移行率の存在とそれに対する絶対視に関しては、もう一度見直して見る必要があるのかもしれない」という指摘を受けました。 移行率は、現状の農作物の放射性物質による汚染状況を推定するために、政策上の大きな拠り所となっているものですが、この点に関して「ハマヒサカキ」という植物のみが特殊な植物であるのかどうかも含めて、その正確性に関しても、各種農作物ごとに、念のため大規模に再度の検証を行ってみる必要性があるのかもしれません。記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ
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